WAIS-Ⅳを受けた話

ふと思い立って、先日某心療内科で「WAIS-Ⅳ」なる心理検査を受けてきました。先ほどその結果を聞いてきたので、自分の気持ちの整理とネットの海への放流を兼ねて、忘れないうちにブログに書いておきます。 結論から言うと、「健常者と比べて自閉症スペクトラ…

近況報告と野良猫と私

またブログが1年空いてしまった。年末になると決まって精神をおかしくするルーティンが出来上がってしまっていて、今年も1週間前くらいから鬱々とした気持ちが続いて仕事が手につかなくなっている。 ■近況と仕事について 年末になると決まって仕事がしんどく…

去年も退職エントリを書いた記憶がある

12月31日付で会社を退職する。務めたのは1年。1年だ。今さら何を言っても覆すことができない事実として、私は今年1月に入社した会社を1年で辞める決断をした。 「1年しか経ってないのに」と自分でも思わなくはないが、この1年は本当に自分の人生の中で最もア…

9月のとある4日間の日記

2019.09.23 数歩歩けば風に背中を押される一日だった。 台風の影響で朝からびゅうびゅうと音を立てて強い風が吹いているのを知っていたのに、まんまと買い出しに出かけてしまった。結果として髪の毛をぼさぼさにして帰ってくる羽目になって、そういうままな…

本のページに挟まったなんてことはない人生

2019.09.22 「買い取ったトールペイントの本にね、図面を写した薄い紙が挟まっていたの。本当は抜き取らなきゃいけないんだけど、そのままにしちゃった」 そう話してくれたのは、久しぶりに会った前職の先輩だった。彼女は前の職場を退職して、今は古本屋に…

他者と生活をともにするにあたってのメソッド

交際相手と同居を始めて、早いもので半年以上が経った。幸い大きな言い争いなどもなく生活できているものの、もちろんそれは程度の差はあれお互いの我慢やこらえの上に成り立っているものだろう。 人と暮らすにあたって難しいのは、お互いの「我慢ならんポイ…

東京は、個性が自由に遊ぶ街

物心ついたときから、私はずっと「住む人を否定しない街」に住みたかった。個性を受け止めてくれる街、と言い換えてもいいかもしれない。 今から20年と少し前に私が生まれた土地は、「街」というよりも「町」という言葉の方がしっくりくるような、若者よりも…

他人と接するときの「正解」が分からないまま25歳になってしまう

ここ最近はnoteの方に文章を書いていたのだけれど、結局はてなブログに戻ってきてしまった。なんというか、やっぱりnoteとブログとでは場の雰囲気のようなものが明らかに違っているように感じられて、私はやっぱりブログの方が好きだ。 仕事のことを考える時…

振り向いた先の暗闇に足を浸して生きていく

長い長い夢を見ているような、降り注ぐやわらかい光に向かって目的なく腕を伸ばしているような、そんな目隠しの時間を消費してきた。何も見ず、何も聞かず、少しでも自分の脆い輪郭をこそぐかもしれないものを徹底的に遠ざけてきた日々は、輪をかけて私を臆…

ライブには通えるうちに通おうね

今週は何だか体感5秒くらいで過ぎ去ってしまった。特別忙しかったというよりは、気持ちと体力の余裕がなかったという方がたぶん正しい。帰ってきて、泥のように眠って、起きて。そうこうしているうちにあっという間に土曜日だ。 今日はお昼から髪を染めに出…

自分の外側の殻を内側から破ること

脱皮だ。これは脱皮。何も怖いことではない。そんな風に自分に言い聞かせながら、はてなブログの名前をペンネームから本名に変えた。 名前というのは不思議なもので、私は自分の名前がずっと何だか他人事のように思えて、未だに自分で自分の名を名乗ることに…

自由で不自由な「迷い」と生きている

「迷うことができる」という状態は、とても自由で不自由だ。大学を卒業して、就職して2年と少し。今年で25歳になる。そういう自由さと不自由さを感じる機会は、学生だった頃に比べてうんと増えた。 俗に言う「社会人」と呼ばれる存在になって、学生だった頃…

他人に迷惑を掛けない範囲でいっそバブバブしていたい

先日ここに書いた「またちゃんと日記を書いていきたいな」との宣言も虚しく、早速間が空いてしまっている。土日はなんやかやと映画を見たりして過ごしてしまい、夜もそのままなだれ込むように眠ってしまうことが多く、日記をつけることを忘れてしまうのだ。…

似合わないサングラスを掛けてへらへらした

今週は何だかずっと寝起きが悪くて、今日もなかなか布団から起き上がれず、化粧もそこそこに家を出た。最低限しか化粧をしていなかったのでマスクで出社。エレベーターで乗り合わせた社員さんに「それは何のマスク?」と訊かれ、「予防です」と答えたあとに…

かなりゆるめのゼラチン質の大地に立っている

大分サボってしまっていた日記を書くことを少しずつ再開しようと思う。書くことで整理するというプロセスを経ないと精神が少しずつ少しずつ軋んでいく気がしたから。 GW前半は色々なところに遊びに行くなどしてとても楽しく過ごしていたのだけれど、後半はホ…

今はまだすごろくの2マス目くらいのところにいる

3月23日、引っ越した。最低限の家具と、洋服と、布団を持って、私は実家を後にした。なんかもっと感動とか、そういう情動があるかなと思っていたけれど、特に何もなく日々は過ぎる。ともあれ生活は続くので、振り落とされないように目先のことに集中して、ひ…

干支を食べ脳がバグって笑い合いアパートメントで旅本を読む

引っ越しの準備が着々と進んでいる。物件が決まってから入居日がなかなか決まらずやきもきしていたが、結局「3月中ならいつでもいいですよ」ということになり、ばたばたとスケジュールを確認して3月末に引っ越すことが決まったのだ。 新しい家は会社にも近く…

隣に誰かがいるのが怖い

特に何か大きな事件が起きるでもなく、毎日を粛々と生きている。バレンタイン商戦にまんまと乗っかって買ったベルアメールのチョコがおいしくて幸せだ。こういう些細な幸せを浴びるように摂取してポクッと息絶えたい。 平日は職場と自宅の往復、帰宅して23時…

唐辛子は野菜です

先週の水曜日、生まれて初めてブータン料理を食べた。そもそもブータン料理と聞いてもどういうものなのか皆目見当がつかないのが普通だと思う。 一言で説明すると「唐辛子がめちゃくちゃに入った辛くて旨い肉と米」みたいな感じなのだが、スペアリブ(写真の…

そこで楽しくやっていくしかない

時計を買った。刑務所のように必要最低限のものしかない自室が華やいだらいいな、とそんなことを思ってうきうきしながら持ち帰ったが、私はすこぶる詰めが甘いので壁に掛けるための道具がないことを忘れていた。 せっかく一目惚れして買ったのに、と残念に思…

息を吸うともれなくむせる

働きはじめて1週間が経った。 取材先に同行させて貰えたり、出先でおいしいカフェを見つけてはしゃいだり、歓迎会でチームのメンバーとお酒を飲んだり、なんだかジェットコースターのような5日間だった。 新しい会社にも少し慣れることができてよかったな〜…

新しい会社で働き始めました

月曜日から新しい会社にお世話になっている。その関係で久しぶりにばたばたとしていて、なかなかゆっくり文章を書いたり映画を見たりできていないけれど、新しい環境は刺激的で気持ちとしては調子がいい。 今の会社で殊に気に入っているところは、決まった席…

2019年のはなし

久しぶりに(といっても1週間ぶりくらいだけど)実家に帰ってきた。実家での暮らしについて色々と思うところがあるのは確かだが、それ以上にほっとする気持ちもあり、何だかんだ言っても私は私の部屋が好きだなと再認識した。 正直、普段とは違う環境で過ご…

年末年始にNetflixで見た映画まとめ

ラ・ラ・ランド★3.0 filmarks.com 一度は見ておかんといけないかな、ということで鑑賞。根っこの部分にミュージカル映画への抵抗のようなものがあって、それを最後まで拭い去れないままエンドロールになってしまった。 最後の2人のダンスシーンの映像はとて…

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私が本当にやりたいことは何だろう。ここ何日かはそんなことばかり考えている気がする。 文章を書くことは好きだ。映画を見ることも、音楽を聴くことも。ゲームだって好きだし、1人で好きな音楽に合わせて体を動かすことも好きだ。食べることも、寝ることも…

咳き込む度に体が揺れる

年の瀬感など全く感じぬまま30日になった。引きこもって映画を見てご飯を食べて寝ている。 昨日は映画を2本。『ラブ・アクチュアリー』と『あなたに触らせて』というスペイン(?)映画。どちらも別々の良さがあり、見てよかったなと思う。 ラブアクチュアリ…

「人生、どうとでもなるな~」と思っていたらハイボール1杯に負けた

寒さのせいか全くもって布団から出ようという気が起きず、昼過ぎに起床。17時から寿司の食べ放題に行く予定だったのであまり食べない方が良いよな、と思いワッフルと青森で買ったホタテの干したやつを適当に食べた。 だらだらしていたら14時。Twitterでフェ…

顔が見えないのはこわい

仕事がなくとも毎朝7時半くらいに目が覚めるのだけれど、その時間に起きても特にやることはないなと思って瞬時に二度寝をしてしまい、結局毎日10時半とかそれくらいの時間にしか起きられていない。 26日は文章を書いたりだらだらしているうちに15時くらいに…

ランプの宿に泊まって海産物を貪った話

12月末の青森は思っていたよりも寒くなかった。東京駅から新幹線で3時間。わりとあっという間だった。 道中ではNetflixでティム・バートンの『コープス・ブライド』を見た。予想通りに映像が凝っていて面白かったので、2人とも普通に集中した。 今回の旅の目…

背後で規則的に鳴る寝息を聞いている

1泊2日の旅行から帰ってきた。行っていたのは青森で、非常に良いところだったのだけれど、それについてはまた今度ゆっくりと時間をとって書きます。 此度の旅行に行く前には色々あって、向こうから「分かり合えないなら破局」との宣告を2度ほど受けて臨んだ…