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人理修復振り返りレポート

つい先ほど人理修復が完了したので、今回はFGOについて。

大前提として、自分はFateシリーズに本当に今までまっっっっっったく触れてこなかったので、識者からすると諸々ツッコミどころ満載思いますが、そこはそれ。

 

まず、現在の弊カルデアは二代目である。

一代目の時は、確か6章序盤で詰んでアプリアンスコ。挫折の理由は素材集めがだるい、レベルが上がりにくい、ガチャの引きが悪い(推しキャラに出会えなかった)、等々。軽い気持ちで遊べるゲームじゃないので、本命(デレステ)は他にあるしまあいいや、という感じだった。

 

そもそも、自分はどうしても斜に構えがちなので、物凄く人気があるゲームだという理由だけで避けてしまっていたというか、「FGOがなんぼのもんじゃい」くらいの気持ちがあった。

一度目のカルデアの時も、5章のアメリカはとても胸が熱かったし、シナリオのテキスト量は無料アプリにしてはずば抜けてるよなあとは思っていたものの、やはりどこかに「でも何か素直にのめり込めない」という気持ちがあって。

 

それには前述したようなコンテンツの人気っていうメタ的な部分以外にももう一つ理由があって、それは作中の英霊たちの在り方についての疑問だったんだな、と今になって思う。

作中に登場する英霊の、その召喚のされ方、マスターの性質によって自身の性質や行動が左右される、みたいな仕組みにどうしても違和感があった。そもそも、もともと人間だった存在が死して英霊となり(いやまあ女神とか諸々あるのでこの限りではないんだろうとは思うのだけれども)、それを召喚したマスター(人間)の言うことを聞くっていう構図が単純に受け入れがたかったというか。「いや、君たちには自我がないのか?」と思ってしまっていた。主従萌えじゃないし、とかそういう域を超えて、「どうして?」という思いが強かった。

 

ただ、やっぱり大きなコンテンツであることには変わりはないし(まだ言う)、その手の業界にいる以上やっぱり多くの人に愛されているものは学ばなければならないなという気持ちもあり、二度目のチャレンジ。決してマーリンピックアップに惹かれて始めた訳ではない。

 

自分はどうしてもクソソシャカス脳なので、その後のモチベのためにもソシャゲを始める時のガチャの引きは物凄く重要で、結果的に始めの10連で☆5二枚抜き(しかも推しの婦長)かつ最愛のビリー加入という成果が今に繋がっていることは否定できない。

ビリーについては語ると長くなるし気持ち悪くなるので割愛しますが、前回はガチャを引けども引けども来てくれなかった彼が最初の10連で応じてくれたことは単純に嬉しかった。

ちなみにチュートリアル10連ではエミヤさんとすまないさんが来てくれました。そして二人とも放置されている。すまない。

 

そんなこんなで、前回既に一通り終わっていた4章まではサクサククリア。この辺りは本当に不思議なのだけれど、今回は何故か素材集めがそこまで苦にならなかった。

これは初回ガチャのモチベも大きく関係しているとは思うのだけれど、大好きなビリー、そして婦長との旅はとても楽しかった。序盤からこの二人と一緒に戦えるっていうのはすごく嬉しくて、レベリングも苦にならず。そしてやっぱりマーリンは強かった。

 

で、円卓。前回の苦い思い出を引きずっていたので正直面倒だなあという気持ちの方が強かった。

書き忘れていたが、何しろ自分は世界史がこれっぽっっっっっっっっちも分からない。これ、かなり大きな問題なんですが、正直フランスのマリーアントワネットの処刑とかアメリカの独立戦争とかロンドンとか言われてももう本当に時代背景とかなーーーーーーんにも分からない。これも前回シナリオにのめり込めなかった大きな要因だと思う。

 

ただ、今回は序盤からわりと明確にその辺はもう仕方ないかなっていう諦めがあって、完全にフィクションとして楽しむのもありかなと思えるようになってた。ガチャ結果による精神的余裕と考えると複雑なような気もするが、結果的にそれでストーリーを楽しめるようになったので何とも。

 

で、再び円卓の話。ここでも正直「トリスタンめちゃくちゃウゼェ~~~」とか「ガウェイン強すぎワロタ」とか色々文句は抱いていたんですが、この辺りからやっと「人類史を取り戻す」っていう話のスケール感が見えてきたというか。

正直5章のアメリカまでは聖杯所有者に対して「いやそれお前の私利私欲やんけふざけんなや」くらいの気持ちが強かったのですが、6章の獅子王の一連のシナリオを見て、やっと「人類が滅びること」のスケールを知ることができたというか。

それまでは「このままじゃ人類ヤバい!だから各特異点に行って修復せにゃならん!」くらいのガバガバの認識だったものが、「人類が滅びるとはどういうことか」みたいな観点を得ることができるようになった感じ。

 

とはいえ、それでもやっぱりトリッピーとかガウェウェの行動・選択については理解できないなとは思い続けている。かなり早足でシナリオを追っていたので細かい読み逃しとかもあるとは思うんだけれど、なんかこう…お前さんたちもうちょっとどうにかできんかったんかい…と思ってしまい。

自分は主従萌えみたいなものが全くないので、「主への忠誠」「部下への信頼」みたいなものに全然ピンと来ず。どちらかというと下克上的な文化の方が好きなので、アーサー王に絶対の忠誠を誓う!!みたいな面をゴリ押されても「ほーん」としか思えなかった。主従ものBLも絶対部下攻めの方が好きだし…これは仕方ないと思うので誰も悪くないと思うことにしている。

ベディの件も、それ自体はちゃんと良い話だなーと思えたんだけど、だからといって特に感動したかって言われるとまあ…というところだったなというのが正直な感想。いやベディはめちゃくちゃ頑張っていたし崇高だったと思うんだけど。

でもハサンさんたちの掛け合いとか、三蔵ちゃんとか、さすがみんなええキャラしてますわって感じでそのあたりは非常に楽しめた。オジマンもめちゃくちゃ顔が良かったし…。アーラシュさんとか三蔵ちゃんの最後は盛り上げ方上手いな~という感じで。

 

それでもって、それはそれとして7章。いや7章めちゃくちゃ良くないですか?もうよく分からないけどめちゃくちゃ良かった。全編通してキャスギル万歳!って感じ。

ギルガメッシュさんについては声帯が関さんであることと黒バスの二次創作で黄瀬がよく彼のコスプレさせられてたってことくらいしか知識がないんですけど(マジで最悪)、初心者にも分かりやすく賞賛できる素晴らしいキャラ設定だったと思う。あれ見て好きにならない人間おる?っていう。

イシュタルもかわいいしアナ……だしムーチョムーチョだしジャガーだしエレちゃんっていう感じで他のキャラもすごくイキイキしてた。エレちゃん実装はよ…。

 

そしてキングゥですよ。あんなん好きにならないはずなくない?

いやなんかああいう「自分は空っぽだったんだ…」みたいな展開って今まで五万回やられてるやつだし、別に新鮮みもなにもないんだけど。

7章って「人間の強さ」とか「諦めないことの大切さ」みたいな物凄くありふれた

テーマをこれでもかと強く主張するシナリオだったと思うんだけど、そこにキングゥがいたことで「じゃあそれを持たない(持てなかった)者は?」っていう視点が付与されてる感じがすごく良かった。キングゥって名前ダサ!!とか思っててすまない。

7章って最終的にはキャスギルを筆頭に登場人物ほぼ全員が輪になって『人間っていいな』を大声で輪唱してるみたいなシナリオだったと思うだけど、キングゥには帰るお家がないんだよな…金ならいくらでも払うから早くうちのカルデアに来てくれ。

 

そして自分はこの辺りでやっと「英霊と人間の対比」に気付けたのではないかと。いつだって未来を編んでいけるのは自由意志を持つ人間だけで、英霊はあくまでも過去の遺物というか、今を生きている人間ではないんだなってことがここでやっと分かった。多分ここでやっとこの対比に気付くのって「殴られると痛い」ということを殴られて初めて知ったみたいなバカさ加減だと思うけど。

そうなってくると、まあ今までの英霊たちに感じてた違和感も仕方ないというか、根底にそういうのがあるなら…みたいな風に思えるようになって。何にせよ、7章は深いことは何も考えずにぶわーーーっと走り抜けた感じだった。

 

で、ソロモン。最後は今まで一緒に戦ったみんなが集まってくれてもうまさに大団円って感じでしたね。ビリー最高でした。ありがとう。ラストバトルコンテ後、君の宝具で戦いを終わらせられたこと、誇りに思います。

シナリオについては、もともとドクターのくだりとかある程度ネタバレ読んでたので(なんでそういうことするの?)その細かい擦り合わせができて良かったなと。

あとやっぱり鈴村健一めちゃくちゃいい声だな……と思いました。正直ロマ二・アーキマンさんに関しては何でか巷のマスターの方々のような思い入れが全然なくて、どうしても「大変だったんだろうな~(他人事)」みたいな感想になってしまうんですけど、鈴村声で鯖として召喚できるようになったら財布がヤバいなと思いました。あの運営金のためなら何でもしそうだしみんなハッピーになれるからゆくゆくは実装するんじゃないの?分からないですけど…。

 

あとマシュ。彼女は本当に健気でかわいい後輩ですね。個人的な好みの問題ですが、欲を言えばもっと人造人間っぽいスチルとか立ち絵とか見たかった。エウレカセブン大好き人間なので人造少女が無菌室みたいなところで怪しい薬品投与されてるシーンとかに死ぬほど興奮する…。

 

全体的に、シナリオはめちゃくちゃ平たく言うと分かりやすい人間賛美だし、ソロモン(というか杉田)の考え方もまあ…という感じでよくあるテーマではあるんだけど、それをうまく一続きのシナリオとして纏めたなって印象。

何度も言うが自分はFateは全く分からないし、多分この先も監禁・脅迫をされない限り自発的にアニメとかもなかなか見れないだろうなと思ってるはいるけど、まあそれはそれとしてアプリはアプリでこの先ものったり頑張っていこうかなと。

いやなんか拙宅のビリーどんどん強くなってるんですよ…彼とどこまでも行きたいのでまだ暫くはマスターとして彼を強くしていきたい…。

最後にガチャの話。基本的にそんなに引いてないけど、ちょくちょく来てくれる子たちをゆっくり愛でていければいいかなと。ただひとつ、じいじピックアップに課金爆死したことはここで懺悔します。おしまい。