自分ってこんな顔だったっけな
企業の面接で初めて対面のビデオ通話(もう今はそんな言い方しないのかな)で人と話すという経験をした。
相手の顔の横に自分の顔も映っていて、「あれ、私ってこんな顔だっけ」とかそんな詮無いことを考えながら話していたので、正直なところ自分が何を言ったのか全然覚えていない。
話している自分の顔を見ながら話す、というのは非常におかしな感覚を伴う。
喋っている間も自分を客観的に見続けなければならず、「私って笑うとことさら不細工になるな……」とか「もっとアイメイクをばっちりやればよかった」とか「こいつどこ見てんの?」とかそういうどうでもいい考えばかりが頭の中に次々と湧き出てくる。
私はやっぱり自分の容姿が好きではないし、さらに言うと、多分少し太った。Macbook airのディスプレイに映った自分の顔はスターウォーズのジャバザハット様にそっくりだった。
けれど、大がかりな整形でもしない限り私はこの潰れたカエルみたいな顔と一生付き合っていかなきゃいけないし、己を悲観しすぎるのもあまり良いことではないと思うので、上手いこと折り合いをつけていかなければならないのだろうと思う。
面接の後、その会社の社員の方と居酒屋でお酒を飲んだ。ごぼうをカリカリにあげたおつまみが非常に美味しい。串焼きも美味しい。そしてブリ焼き(多分そうだったはず)も美味しい。良い夜だった。
私がオーダーしたタコのから揚げがいつまで経ってもテーブルに運ばれてこなかったので店員さんに確認すると、どうやら手違いで注文が入っていなかったようで、その場でお開き。
「また今度タコ食べに来ましょう」と言ってもらい、嬉しい気持ちのまま1時頃帰宅。
それから今朝、無事寝坊した。