すべてを超越したネギ

昨日の日記で「落ち込んだ」と書いたが、案の定寝て起きたらそんなことはすっかり忘れていて、朝から粛々と仕事をした。

お昼は同期とつけ麺。あまり食欲に自信がなく、小盛りにする。

「小盛りはトッピングがサービスです」

店員さんがリストを見せてくれる。海苔、メンマ、味玉……他にもいろいろ。
こう言う場合、多分味玉が一番お得感を感じられるのだが、いかんせん私は味玉が好きではない。ネギにした。そのせいで、未来永劫口の中がネギ。ネギ。ネギ。

麺が太く、小盛りすら食べきれない。
申し訳ないなと思いつつ麺を少しお残しさせて頂き、つゆの中のチャーシューだけはしっかり食べて出てきた。いついかなる時も肉が好きである。

やらなきゃいけないことは午前に全て片が付いていたので、午後はゆったりと好きなことをして過ごす。(オフィスで?)
この場合の好きなこととは、購読中のブログを読みに行ったり、Webマガジンを読んでほうほうと新たな知見を得たり、ネットショップでかわいいランプシェードを探したりすることを指す。

 

昨日の夜は、付き合っている人と少し文字で話した。要するにLINEでちょっとお互いに長い文を送り合ったということである。

私はいつも「最終的に自分を一番愛して甘やかせるのは自分だけだし、それを他人に期待しすぎるのはよくない」といった旨のことをだらだらと言う。
それに対し、あちらは「他人に期待しすぎるといつかしっぺ返しをくらう」と言う。こういう話がポンと通じるのはありがたい。

ところで、私は「彼氏」とか「彼女」とか「恋人」とか、そういう言葉があまり好きではない。好きではないというか、自分から使うのに何だか抵抗がある。
それは多分私が「男女の仲」を求めていないからだと思う。欲しいのは人生の戦友(「とも」とルビ)であり、この生きづらい此岸を生き抜くためのパートナーだからだ。

かと言って「相方」なんて言うつもりもないし、ならいっそ「アベック」はどうかと思うけど、それはそれで一周回ってかなりしゃらくさい。しゃらくさいのは駄目だ。

色々模索しつつ、最近は人に言うときは「お付き合いさせて頂いている人」、モノローグでは「あの人」といった具合に落ち着いている。
どうやっても別個の人間なのだしそれくらいの離れ具合でいいな、と思う。