近況報告と野良猫と私

またブログが1年空いてしまった。年末になると決まって精神をおかしくするルーティンが出来上がってしまっていて、今年も1週間前くらいから鬱々とした気持ちが続いて仕事が手につかなくなっている。

 

■近況と仕事について

年末になると決まって仕事がしんどくなってしまう。去年もそうだった。今年に関して言えば甲状腺の数値は安定しているし、去年ほど病気の影響は少ないだろう。

自分のやる気ゲージのようなものはたぶん1年が限界なんだろうなということは薄々感じている。同じ環境に1年いると、仕事の内容や同僚の如何にかかわらず、何か糸のようなものがぷつりと切れてしまって会社から足が遠のいてしまう。

そうして足が遠のくと、自分だけが仕事から置いて行かれているような気分になり、余計に塞ぎこむという悪循環が始まる。こんなに仕事が続かないのは自分がただ甘えているだけなんじゃないのかとか、やるべきことが全然できていないのに休んでばかりで同僚に申し訳なくないのかとか、そういう感情が押し寄せてくる。無理だ。つらい。これを書いている間もエグエグ泣きそうになるのを寸でのところでこらえている。

結局のところ、常に「働かなければ生活できない」という事実に殺されそうになっているだけなのだが、それだけのことがこうも重くのしかかるとは……と途方に暮れている間に一日が終わる。ここ一週間と少し、毎日それの繰り返し。これって普通ですか?みんなもそう?もう何が自分の甘えで何がヤバい状態なのかが日に日に分からなくなってきている。

同居相手がそういう自分を責めずにいてくれていることと、元気がないのを見計らってつくった料理を誉めてくれたりするので何とかやっていけているが、ベースの部分でしんどいことに変わりはないのでまだ暫くしんどい日々は続きそうだ。えいやっ!と全部投げ出してしまいたいが、ともに暮らす猫氏のために踏ん張らねば。

 

■野良猫氏について

理由(ワケ)あって、捕獲!と相成り一緒に暮らし始めた野良猫氏ですが、推定1~3歳ということで人に慣れやすい期間を遥かに過ぎ去っているため、現状は立派な家庭内野良と化している。別にどろどろに懐いて欲しいとは思っていないのでその点は特に気にしていないのだが、どうしても夜鳴きがひどく、毎日のことなのでそれが結構精神的にきている。

まだちょうど1か月経たないくらいなので特段異常なことではないと思いつつも、野良猫と暮らすのははじめてなので、色々と必要以上に過敏になってしまっていてそれが前述の精神的な不調にも多少影響していると思われる。

当の猫氏自体は本当にかわいくて、早くこの家で安らげるようになってくれたらいいなあと毎日祈っているのだけれど、それだけに本当にすごくすごーーーーく精神がすり減ってしまう。もう放っておくしかないので家にいないで会社に行った方が良いのかもしれないけれど、それはそれでやっぱりすごくしんどくて、何だかどこにも居場所がないみたいな感覚に勝手に襲われている。

この猫氏を捕獲するとき、私は「この子のことだけは絶対に最後まで投げ出さない」と強く決心し、それだけは絶対に捨ててはいけないと今でも思っている。その一方で、「せめて夜鳴きだけでもなくなってほしい」とか「もうこのままずっと人間に心を開いてくれないんじゃないか」とかそういう人間のエゴ的感情も持ち合わせており、その自己矛盾で心がずたぼろになりかけている。

同じように成猫の野良を保護した方のブログなどを読んで、みんな同じ思いをしてるよね、そうだよね、と自分に言い聞かせつつ、常に脳内に多方向の考えが飛び交っており情緒が不安定だ。心療内科受診待ったなし。

でも、それでも、猫氏に罪はないしほんと~~~~~~~~~にかわいいです。くしゃみしてもかわいいし、ご飯食べてもかわいいし、ただ座っているだけでもかわいい。猫氏本人が特に問題なくご飯食べたりトイレしたりしてくれてるのが本当に唯一の救いだ。とっ捕まえておいて本当に恐縮ですけども、健やかでいてね……。