咳き込む度に体が揺れる

年の瀬感など全く感じぬまま30日になった。引きこもって映画を見てご飯を食べて寝ている。

昨日は映画を2本。『ラブ・アクチュアリー』と『あなたに触らせて』というスペイン(?)映画。どちらも別々の良さがあり、見てよかったなと思う。

ラブアクチュアリーのあのスケッチブックを持って告白するシーン、色々な映画でネタとして使われてるやつだったので、あ〜〜これか! と納得できてよかった。スケブの彼はてっきり新郎の方が好きなのかなと思っていたのでなんだそっちか……と少し勝手に落胆した。色々な愛の形を描くみたいな触れ込みなら1組くらい同性カップルがいても良かったんじゃないかなと思う。

 

2018年の終わりから2日目である今日はといえば、冒頭に書いたようにいつもと何ら変わらない時間を過ごした。

氏は未だに咳が残っていて、結構な頻度でごほごほとやっていてきつそうだ。布団に入った今もしきりに咳き込んでいる。氏は寝付くのが早いのでそこは良かったなと思うのだけれど、とは言え咳き込むタイミングで目を覚ましたりしているのでつらいだろうなとも思う。

暗闇の中でこうしてブログを書いていて申し訳ないが、私は私でまだまだ全く眠くないので、日記を書くくらいしかやることがない。

 

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夕飯はこの間のクリスマスの時の鶏肉を冷凍しておいたやつを炒めて白米に乗せて食べた。うまい。アボカドのサラダもうまい。ごま油と醤油と酢で適当に作ったドレッシングがよく合っていた。この世はでっかい宝島。

液体同士を混ぜ合わせるのは理科の実験のようで楽しいのでドレッシング作りは私が担当したが、そうやって楽しんでいる間に肉と目玉焼きが焼かれていたのでつくづくありがたいシステムだなあと思う。

 

食後は『灼熱の魂』という映画を見た。よく出来ていたが、やや冗長なのと、サスペンスを期待していたので若干の肩透かしを食らう。雰囲気はオールドボーイに近い。あれをもう少し静かにした感じ。どちらかというと1人でゆっくり見た方が良いタイプの映画だなと思った。

映画を見終わったあと、少し歌って揺れていたら楽しくなってきて、そのまま氏に雪崩れ込んだら「鬱陶しい〜」と言われた。確かにそれはそうだな、と思ったのですぐに離れた。

 

夕方、少し将来のことについて話した。私は様々なことに終わりがないのが不安だ、といった話をしたところ「期間を区切って話し合いの場を設けよう」ということになり、それは大変よいことだなと思った。

一緒に暮らすのは簡単なことではない。お互いの仕事のことや引越しのことなどを考えると、まずはタイミングよなあという気持ちになる。それがいつになるかは分からないけれど、どこかでいい感じに擦り合わせられたらいい。

 

明日は年末年始の食糧等々の買い物に行って、夜は近所の神社に初詣に行こうかという話になっている。ザ・大晦日。こういうザ・大晦日という感じの12月31日は本当に久しぶり(というか初めてかもしれない)なので柄にもなくわくわくしている自分がいる。

咳き込む氏の額を撫でながら、終わりのない毎日が続くのはやっぱり怖いなあと思った。