顔が見えないのはこわい

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仕事がなくとも毎朝7時半くらいに目が覚めるのだけれど、その時間に起きても特にやることはないなと思って瞬時に二度寝をしてしまい、結局毎日10時半とかそれくらいの時間にしか起きられていない。

26日は文章を書いたりだらだらしているうちに15時くらいになって、叔母がやって来た。年末の風物詩、年賀状を我が家で印刷するためである。どういうわけか毎年この作業は私の分担になっていて、年末になると無料のテンプレートに住所や文面を文字入れしてそれを印刷するところまでを私が行うことになる。

叔母にはいつも旅先のお土産をたくさん頂いているので仕方ないな、と思いつつ淡々と作業した。報酬として高級スーパーのゼリーとかドライフルーツとかを食べさせてもらったのだが、これはいつまで続くんだろうと多少げんなりしないでもない。来年には家を出ていたいところだ。

クリスマス仕様の青いチョコレートも貰った。食べた。クリスマスは1日過ぎてしまっていたけれど、そんなことはお構いなしにおいしかった。

親戚付き合いとかそういうものに対するモチベーションが地を這っているタイプの人間なので、正直に言ってこういった行事からはさっさと開放されたい。申し訳ありませんが辞めさせていただきます、とさっさと離脱できないのが血の繋がりの面倒なところだ。私は将来この親族の墓に入るつもりもないし、樹木葬か海への散骨と決めているので、少しずつ切り離してほしいなと常々思っている。

そういう様々なしがらみを面倒くさいと思わない人たちはすごいなと思う。煽っている訳でなく、自分とは全く違う生き物だと思うので、シンプルにすごいなと感じるのだ。

夜は氏と少し連絡を取った。熱が38度あるのに会社には行っているらしい。大変だなと思った。

ゆくゆくは一緒に暮らしてみようという話になっているものの特に進展がないので少し訊いてみると、共有しなくてはならない事案があったのだがそのことをすっかり忘れていたらしい。忘れてたんか~~いと思ったので忘れてたんか~~いとそのまま伝えた。

この間の冷戦の件も含め、年末は少しその辺りの話を対面ですることになりそうだ。それは多分よいことなので、私も変に感情的になっていたずらに相手を攻撃するようなことはしないようにしようと思った。

 

明けて27日。早く起きて郵便局に行こうと思っていたのだけれど、結局二度寝した。有言不実行の権化。生活がままならないのは私の怠惰ではなく根本的な身体機能のせいだと思いたい。

そもそも郵便局に行かねばならないのはカード引き落としのために口座にお金を入れておかなければいけなかったためなのだけれど、結局郵便局に着いた頃にはすべてが終わっていた。辞めた会社から雀の涙ほどの寸志が間一髪のタイミングで振り込まれていて、引き落としは恙なく終了していたのだ。ありがとう。

ちなみにこの寸志は本当に雀の涙ほどだったのでほんの少し今回の旅費の足しになりました。あとは家に入れる生活費に消えた。そんなもんです。この世はお金が全てではないから……と己に言い聞かせ、12時頃帰宅。

13時半くらいまで旅行の話を書いた。書くのはやっぱり楽しい。年末年始は人の家に泊まりっぱなしだけれど、ちゃんとタブレットを持って行って寝る前の30分から1時間くらいの時間を使ってここに日記を書こうと思った。

夜は大学時代のバイト先の忘年会。OGなどは私ともう1人の友達しか来ていないし、知っている人間は去年よりもさらに減っているのだが、何故か今年も呼んでもらったのでせっかくだしと出掛けた。

OGにも関わらず、じゃんけん大会で勝ち進んでバスボムなどを勝ち取ってしまった。出しゃばり過ぎたな……と少し反省していると、友達がビンゴ大会で1位になったので思い切り笑った。

あまりにも現役の子たちに申し訳ないから来年からは参加を自粛しようという話をしながら帰宅。

友達にはここ最近あったことをたくさん聞いてもらって、私では思いつかないような観点の意見をもらい、やはり人と話すのは良いことだなと再認識した。

友達とは「やっぱり対面で話さないと駄目だよね」という話もした。その通りだと思う。顔が見えないと、相手が笑っているのか悲しい顔をしているのか、そんなことすら分からないのだよなあと当たり前のことを思った。

貰ったバスボムを開けたら、海外のオーガニック系のやつのようだった。使うのが楽しみだなあと思いながら、深夜1時過ぎに寝た。