思うこと

去年も退職エントリを書いた記憶がある

12月31日付で会社を退職する。務めたのは1年。1年だ。今さら何を言っても覆すことができない事実として、私は今年1月に入社した会社を1年で辞める決断をした。 「1年しか経ってないのに」と自分でも思わなくはないが、この1年は本当に自分の人生の中で最もア…

他者と生活をともにするにあたってのメソッド

交際相手と同居を始めて、早いもので半年以上が経った。幸い大きな言い争いなどもなく生活できているものの、もちろんそれは程度の差はあれお互いの我慢やこらえの上に成り立っているものだろう。 人と暮らすにあたって難しいのは、お互いの「我慢ならんポイ…

東京は、個性が自由に遊ぶ街

物心ついたときから、私はずっと「住む人を否定しない街」に住みたかった。個性を受け止めてくれる街、と言い換えてもいいかもしれない。 今から20年と少し前に私が生まれた土地は、「街」というよりも「町」という言葉の方がしっくりくるような、若者よりも…

他人と接するときの「正解」が分からないまま25歳になってしまう

ここ最近はnoteの方に文章を書いていたのだけれど、結局はてなブログに戻ってきてしまった。なんというか、やっぱりnoteとブログとでは場の雰囲気のようなものが明らかに違っているように感じられて、私はやっぱりブログの方が好きだ。 仕事のことを考える時…

振り向いた先の暗闇に足を浸して生きていく

長い長い夢を見ているような、降り注ぐやわらかい光に向かって目的なく腕を伸ばしているような、そんな目隠しの時間を消費してきた。何も見ず、何も聞かず、少しでも自分の脆い輪郭をこそぐかもしれないものを徹底的に遠ざけてきた日々は、輪をかけて私を臆…

ライブには通えるうちに通おうね

今週は何だか体感5秒くらいで過ぎ去ってしまった。特別忙しかったというよりは、気持ちと体力の余裕がなかったという方がたぶん正しい。帰ってきて、泥のように眠って、起きて。そうこうしているうちにあっという間に土曜日だ。 今日はお昼から髪を染めに出…

今はまだすごろくの2マス目くらいのところにいる

3月23日、引っ越した。最低限の家具と、洋服と、布団を持って、私は実家を後にした。なんかもっと感動とか、そういう情動があるかなと思っていたけれど、特に何もなく日々は過ぎる。ともあれ生活は続くので、振り落とされないように目先のことに集中して、ひ…

隣に誰かがいるのが怖い

特に何か大きな事件が起きるでもなく、毎日を粛々と生きている。バレンタイン商戦にまんまと乗っかって買ったベルアメールのチョコがおいしくて幸せだ。こういう些細な幸せを浴びるように摂取してポクッと息絶えたい。 平日は職場と自宅の往復、帰宅して23時…

2019年のはなし

久しぶりに(といっても1週間ぶりくらいだけど)実家に帰ってきた。実家での暮らしについて色々と思うところがあるのは確かだが、それ以上にほっとする気持ちもあり、何だかんだ言っても私は私の部屋が好きだなと再認識した。 正直、普段とは違う環境で過ご…

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私が本当にやりたいことは何だろう。ここ何日かはそんなことばかり考えている気がする。 文章を書くことは好きだ。映画を見ることも、音楽を聴くことも。ゲームだって好きだし、1人で好きな音楽に合わせて体を動かすことも好きだ。食べることも、寝ることも…

食って寝れば忘れる装置です

枕元のスマホからFoZZtoneの明くる朝が爆音で流れてきて起きる。これを毎日やっている。 明くる朝は絶対に鼓膜ゼロ距離で爆音で聴くタイプの曲ではないのだが、いかんせん私はどんな曲を掛けようとも音量をある程度爆上げしないと起きられない。それくらい朝…

LINE着せ替えでご機嫌になれる人生

ここ数日はずっと仕事をしているふりをしながらブログを書いたり読んだりしている。 このブログは当初本当に身内のための生存確認の場として使おうと思っていたのだけれど、やっぱり自分は文章を書くことが好きだしこれくらいしか継続して続けられることはな…

病名でもついたら

ここ数日は通勤中に学生時代によく聞いていたandymoriをまたじっくりと聞いているのだけれど、クレイジークレーマーの「病名でもついたら いじめられないし もう少しは楽なのかな」というくだりが学生時代にとても好きだったことを思い出した。別にいじめら…

ふわふわだった彼女のことを思い出す

オフィスでは四六時中PCモニタの前に張り付いているので、気を抜くとすぐに2018年ブログの旅に出てしまう。 日記系のブログは良い。誰かの暮らしをお裾分けしてもらっているような感覚が楽しいし、何よりもそこにあるのはどうしようもないほどの「個」なので…

容れものに過ぎないと思っていたけれど

朝、やや寝坊。時間がなかったのでアイメイクを諦めて、ラインだけ引いて家を出る。 もうすっかり冬物のコートを着てもいい季節になって嬉しい。冬から春に移り変わる季節とか、秋から冬の間とか、そういう所謂「季節の変わり目」にどんな格好をしたらいいの…

家族の呪いを薄めるための生き方を覚える

前回に引き続き、家族の話。私の半生とか家族の話とか本当にどうでも良いと思うんですけど、私自身こうして言葉にすることで救われている部分も確かにあるので、このブログは書くことで私が今まで抱えてきた様々な生きづらさや呪いを篩っていく場所なのかも…

私の家族は少しばかり歪なのかもしれない

最近自分の家族について自分の考えを整理することが多いので、今回は我が家について書きます。 うちの両親はちょっと毒っぽい。ここで「毒親だ!」と声高に書けないのは、ネットの海で見かけたモンスター毒親たちはうちの両親の遥か上をいっていて、私ごとき…

もうずっと長いこと「自分は選ばれない側の人間」だと思い込んでいた

この世には選ばれる側の人間と選ばれない側の人間がいて、自分は確実に後者だと信じて疑わずに生きてきた。これは人間関係に限った話ではなく、何と言うか、社会的生物としての固有スキル『残り物 EX』を背負わされているような感じ。 そして、その考えは今…

「私は子供を産まないんだなあ」と思いながら職場のトイレで啜り泣いた日があった

「子どもを授かること=幸せ」なんて方程式は現世において本当に呪詛のようなものだと思う。女性の独身はかわいそうとか、子どもを産めないのはかわいそうとか、そういうのは本当に不要な気遣いだ。 子どもの頃に聞いた歌(多分何かのアニメのOPか何かだった…

本当の私なんてどこにもいないのかもしれないけど、それでも良いと思えるようになれたら

ふと考えてみると、20歳を迎えてからは「この人と一緒にいる時の自分はいい感じかもしれないな」と思える相手としか積極的な関わりを持たないようになっている。無意識のうちにそうやって人付き合いを選り好みしているから、友達とか大事な人は多い方ではな…

「推し」という表現に対して長いこと感じていた違和感の正体を探る

今ではすっかりオタク市民権を得て数多のオタク達がこぞってSNSのプロフィールに書き連ねている「推し」という表現だが、私はどうも「○○推しです!」といった言説に対し違和感を感じることが多く、今回はその違和感について書いてみようと思う。 いつからか…

おいしいご飯は最高♡とのたまいつつバイキングに行ったら同行者がウイルス性胃腸炎になった

先週、都内の某所に蟹の食べ放題に行った。いや、厳密に言えば蟹の食べ放題ではなくディナービュッフェだったのだが、私はほとんど蟹しか食べていない。蟹の他はホタテが少しと、デザートのケーキと果物を数種類ずつといった具合である。 シェフが一枚一枚切…

頼むから誰か2018年8月16日に渋谷で私が一体何をしていたのか教えてくれ

太古の昔より言われていることだが、人の記憶とは非常に儚いものである。かく言う私も、現在進行でその格率を身を以て体感している。 2018年8月16日の予定が思い出せない。 たった2ヶ月半前のことだろうに、と思うかもしれない。しかし、本当に綺麗さっぱり…

文章で食っていきたい、なんてかっこいいことは言えない

大学生の頃、某女性向けサイトでなんちゃってライターとしてアルバイトをしていた。わざわざこのブログを読んでくれている人なんて本当に1日に1人いるかいないかなので大して濁す必要など全くないのだけれども……。ちなみにそのサイトの検索窓に「星野」と入…

どうやってもクリープハイプを好きになれないけど別に誰も悪くないよね

別に尾崎世界観氏に個人的な恨みがある訳ではない。さらに言えば、彼らの曲を能動的に聞いたことなど人生で一度か二度あるかないかというところなので、批判をする資格すらないのかもしれない。というか、そもそも今から書く諸々のことは批判なんて呼べるよ…

最近は仕事でセクハラ・パワハラ・モラハラ三拍子揃ったCDばかり聞いている

気付けばもう今年も終わりそうで、不思議なことにこのブログは今でもちらほら見に来てくれている人がいて、また思い出したように書いている。 思えばこの数ヶ月、「まとまった文章を書く」ということをとんとやってこなかったように思う。理由は色々あって、…

就職してノイローゼになった話

昨年12月、人生で初めて近所の精神科に行った。そこの先生が言うには「適応障害」でプチ鬱一歩手前、要するにノイローゼ状態ということらしく、診断書を発行してもらい会社を2ヶ月休職することになった。 順を追って書く。まず、昨年10月頃から会社にいるこ…